トップメッセージ
私ども日本エネルギー・サービス(JESCO)は1980年の設立以来、世界各地の積地・揚地におけるLNG(液化天然ガス)受渡時の荷役代行業務に従事して参りました。世界各地から輸出・輸入されるLNG船の入港から出港まで、プロフェッショナルスタッフが、船内外から船陸間の安全コーディネーターとして、お客様に安心・安全にLNGをお届けするお手伝いをしています。


エネルギーを取り巻く環境は近年大きく変化しています。
気候変動への対応として脱炭素をいかに進めていくかが、課題の中心でしたが、ウクライナ情勢を含めた地政学上の問題からエネルギー需給がひっ迫し、エネルギーの安全保障、安定供給、経済効率性がより重要視されるようになり、脱炭素に向けた環境配慮とバランスをもって進める考え方が広く理解されるようになりました。
このような中、環境負荷の低いエネルギーである天然ガス、LNGを、重要なエネルギーとして長期にわたり活用することが、現実的な解決策として認識されています。
特に、エネルギー需要が増加している日本含むアジア太平洋地域においては、天然ガスの供給地と需要地が距離的に離れており、天然ガスをパイプラインで直接供給することが難しいケースが増えています。このため、今後も安全、かつ、経済性をもって運搬可能なLNGの需要拡大が見込まれています。
こうした環境変化をとらえて、これまでに積み上げてきたLNG荷役代行業務の経験・ノウハウを十分に発揮するほか、脱炭素関連業務にも挑戦することを通じ、「安心・安全なエネルギーを届ける」という当社理念を実現して参ります。
代表取締役社長
小野島 恭